眠る前に2杯だけ。

カードゲーム(WIXOSS)やアニメマンガ小説についておしゃべりします。

2017年1月期アニメ完走タイトル

だいたい面白かった順。まぁ一番下のタイトルが面白くないのかというとそういうわけでもなく、本当に面白くないなら見てないので、僕が何かしらの面白みを感じていた作品がここでは挙げられているはずです。僕はネットでアニメ見たりはしないので、ここ南の僻地・沖縄でテレビ放送してるモノだけです。BS無かったら詰んでた。

1月期と言いつつ10月期に始まったものも混ざっていますが、そこは終了時期を合わせたということで。

 独特な雰囲気が良いです。OPも良い。

毎週楽しく見てたんですが、どこが面白かったのかと今考えてみたらなんだか言葉にならない。王位継承のゴタゴタがずっと根底を流れていて、誰が何をやっても不穏な空気になるというのにはゾクゾクしてましたが、ピンときませんね……。 テンポは淡々としつつも色んな事が静かに進んで飽きさせず、最後にどんでん返して綺麗に終わって文句のつけようがないな、という感じ。うん、やっぱり、人と人が話している時の空気が好き、というのが近い。空気に色んな思惑や色んな感情が滲んでいて。

 1話が凄まじく面白かったんですが、通してみるとそこまでの期待には応えられなかった感がありました。人を平等に扱うということは、人と人との違いを無いように扱うことじゃあない、というマインドは素晴らしい。人間なんてみんな違うんだし。人の一部を見てその人のことを決めつけるのは良くないですが、その一部もその人を構成する大切な要素なのもまた事実。木のことがわからなければ森のこともわからない。真にその人と向き合うというのはそういうことだと思います。

体の一部だけを映すようなカットが多いアニメでしたが、まさにそのことを象徴するようで映像作品として面白かったです。まぁそんなこと関係なくひかりちゃんカワイイよね!カジカジされたい。

 自分とは違った相手との日常という風にくくると亜人ちゃんと似た話かも。ただメイドラゴンは世界を滅ぼせるぐらいに「違う」異種族なので、亜人ちゃんよりもコメディ時空だったなと。僕は滝谷君とファフニールが好きで、突然押し付けられたファフニールと自然に暮らせてる滝谷君は大物ですよ。ドラゴン側が生活スタイルを人間に寄せて譲歩しているわけですが、人間側だって譲歩しているはずで、そういう異文化コミュニケーションを良しとするか、それとももっとありのままの姿を受け入れなければならないのかはわかりませんが、その譲歩の先にファフニールさんが滝谷君を当たりと評した絆が、ずっと続いていくと信じたいですね。

ALL OUT!! オリジナルサウンドトラック

ALL OUT!! オリジナルサウンドトラック

 

  これはアニメ見てすぐ原作買いに走りました。1期2期ともにOPが良くて、ラグビーの「全員が主人公」っていう所を綺麗に表現してて感動します。どちらかというと1期OPが好き。原作10巻(アニメ最終回)で籠コーチが「人の心を動かす『花』は彼ら」と言いますが、このセリフが1期OPからのフィードバックだったらすごい。サビ前まで動きを抑えてためて、サビでラグビー始めて一気に解放するの気持ちいいですよね。それだけに本編のラグビーがマンガのコマにそのまま音声付けたの?と思ってしまうぐらい動きが無くて迫力にかけるのがとても惜しいです。原作のマネージャーはびっくりするぐらいかわいいのでそれも惜しい(マジでびっくりしました)。個人的にOPはACCAと並んで今期1番。

 こう言うと怒られるかもしれませんが、個人的には今期の頭空っぽ枠*1の一つで幼女が戦場を蹂躙するのを何も考えず楽しんでました。中身おっさんなんでしょ?と原作は敬遠してましたが普通に面白かった。しかし神様は幼女に構い過ぎじゃないですかこのアニメ。しかも完全に間違った構い方では…?あの構い方で信仰心を持てるようになるわけないじゃん……。幼女も幼女で、信仰心を持たない人間は転生させないっていう前提があるのに、「劣悪な環境に放り込んで神への信仰心を持たせる」という神からのお情けをガン無視してるのがよくわからない。あのおっさん生まれ変わりたくないわけじゃないんですよね?2話の言い様だと僕はそう受け取ったんですけど……。幼女さんの好きな理で考えると、信仰心は持つ以外の選択肢無いのでは?なんであんなに存在Xを嫌悪しとるんや……僕には幼女は「合理性」という神を信奉してる信徒なので他の神に宗旨替えはできない、ってヒスってるようにしか思えないんですけど、合理的な思考ってそういうんじゃないと思うんですよね……

 わちゃわちゃ姦しいOPが癖になる楽しさ。Fullで聞くともっと楽しい。歌いだしを間違えるサターニャ可愛いです。

今期の頭空っぽ枠の一つ。悪魔組の可愛さを愛でるストレスフリーなアニメでした。しかしヴィーネは良い子でしたね…良い子過ぎて悪魔的にはダメという悲しさはありましたが……。でもそのへん里帰り回で思ったんですけど、天使組は里帰りしても両親が家で迎えてくれない(不在でした)のに、悪魔組は家族で食卓を囲むという家庭の温かさを見ると悪いことしないといけないっていう悪魔のルールがしっくりこないですよね。魔界の人たちは悪魔廃業した方が良いんじゃあ……。

 今期の頭空っぽ枠の一つ……って東田さん頭空っぽにしすぎである。

実は1期は見てない。まぁそれでも特に不自由は感じなかったですね。僕は正直アクアは嫌いですが、4人での大騒ぎは楽しいモノでした。というかまぁそれ以外には言うことがない。 

 ところで僕はクロ役の高垣彩陽さんの大ファンです*2。作品に対する姿勢や見方が、とても素敵なんですよ。声優としてというよりは人として、尊敬しています。まぁ僕は高垣さんが出演してても、アニメ自体を面白くないと感じたら見なくなっちゃうので、出演作に最後まで付き合えるとそれだけで幸せな気持ちになります。と、言いつつこの作品で好きなのはマムシでしたけど。マムシが幸せになってくれればそれで……。柔造アニキかっこいいよ。

マムシさんは達磨さんを信じたくて、まぁ愚かなことをしましたけど(正直この人ちょろすぎね?って思いました。)、それは自分を信じたい燐と通ずるところがあるのかなーと思いながら見ていましたが結局何も考えつきませんでした。 

 これほど1期で終わっていれば良かったのでは?と思えたモノは最近ではないですね。私はそこらのバカと違って陰謀を張り巡らせていますよ、2手3手先を読んでいますよ、って顔をしていた奴が、自分に都合の良い夢を見ていただけというのはあまりにお粗末。深く物事を考えない主人公が一番理知的に見えるんだからなぁ。ストーリーも散発的で、一本筋の通ったお話になってない印象です。

 キャラクターの言動にとても生身の人間とは思えない気持ち悪さを感じました。CGも違和感バリバリではありましたが、これはそれだけのせいとは思えない。セリフも空回ってるし動きもぎこちなく、キャラは上滑りしてて寒い。戦闘もなんだか紙人形が戦ってるみたいに重みが無いし。最後の敵も独善的というか、それ目的に対して行動が噛み合ってないんじゃない?と言いたくなる。「噛み合ってる」とは主人公の口癖ですが、それは何かの皮肉か?と思ってしまうぐらい噛み合ってないアニメですよ。……なんで僕はこれ見てたのかわからないぐらい酷評してる気がする。面白かったところってどこだろう?わかんない。

通行人の描写にやたら力入ってますが、それだけは自然だった。

 かわいい女の子がなんかやってる。毎週見てたはずなのに他にはさっぱり。まぁ惰性で見てたシリーズですね。上のハンドシェイカーも然り。

同じ頭空っぽ枠のこのすばは無目的に日常生活送っているだけなのにちゃんと中身があるなと感じるのに対して、一応一番占になるっていう目標があってそのために皆頑張るっていう道筋があるのに中身が無い感じがする不思議。

 

 

あれ?なんか割とマイナスなこと言ってる作品が多いですね……最期の二つ以外は面白かったんですけどね。おかしいな。

まぁ後はテイルズの最終回が間空くみたいなので待ち。昭和元禄落語心中を、多分重要な部分を見逃してしまったんですけど、八雲師匠が色んな荷物を降ろさないまま穏やかに迎えた最期にはグッと来ました。バディファイトと遊戯王、バトスピは虫食いだらけではあるけど一応最後まで見ました。なんか録画忘れるんですよねー。遊戯王ARC‐Vはシンクロ次元編だけは面白かったので今5D’s見てます。バトスピは最終決戦見て情けなくなったのでついソードアイズとブレイブの最終戦見ましたが重厚なバトルに泣きたくなった。テレビ局変わってから劣化著しいなぁ。RewriteCHAOS;CHILDはHDDの肥やしになっているのでいつか見る予定。全然関係ないけど世紀末オカルト学園を最近やっと見ました。懐かしきアニメノチカラ

 

*1:頭空っぽにして見ていられるストレスフリーな作品。よく「ながら見」します。

*2:青エクの特別番組(アマエク)に出てる高垣さん目当てでAmazonプライム会員にもなりました。