眠る前に2杯だけ。

カードゲーム(WIXOSS)やアニメマンガ小説についておしゃべりします。

別の真実が語られるようになれば状況は好転すると信じていたがそれは大きな間違いだった。

にじfesとても良かった。とても楽しく、文化祭のようで、にじさんじの未来に想いを馳せられた。しかしだからこそ傷が痛む。傷が主張する。この傷の話。

 

Vtuberを追っている人なら知らない人はいないだろう2020年を騒がせた金魚坂騒動について、気持ちを吐き出しておきたい。そういうのは普段Twitterでやるのだけど、Twitterで夢月ロアの名前を出したくない。それは夢月ロアの復帰の邪魔になると思う。なのですっかり更新することのなくなったblogにこっそり書いておく。騒動の詳細なんかは色々なところでまとめられているので色々見てほしい。色々。ここでは僕がどのようにこの件を認知し、受容していったかだけを話します。細かい時系列は記憶違いなどあるかもしれないので悪しからず。

 

フェアではないと思うのでまず断っておくが、僕は夢月ロアのファンでも金魚坂のファンでもない。鳴神裁のファンだ。このことがどういう意味を持つかは分かる人は分かるだろうし説明はしない。僕が何故鳴神裁のファンになったかという話は、あまり理解されないだろうし恥ずかしいので割愛する。金魚坂騒動での鳴神には忸怩たる想いを抱いているし憤っているし完全に不支持だが、チャンネルBANされて落ちぶれたなと思う今でさえ、ファンだなと自認している。彼が破滅した暁には僕も地獄の苦しみを味わう覚悟をしておこうと思う。
金魚坂めいろに関しては、にじさんじ推しとして初配信は見たがそれきりだった。あえて言葉を選ばずに言えば、何だかキモい喋り方をする変におどおどしてる奴が入ってきたなという印象だった。その後あっさり登録者数10万人を突破した時には、まぁスゴい見所のある人なのだろうとは思ったが、切り抜きなど見るにやっぱり聞いてて不調和な喋り方だなという印象は変わらず、僕には合わないなと敬遠していた。
夢月ロアに関してはチャンネル登録こそしていないが、最早打ち砕かれてしまったみれロアの輝きに魅せられていた人間の一人なので、かなり好意的に見ていた。純粋に、可愛らしい子だなという印象だ。絶対に気に入るだろうと思って友人に勧めたらドハマりしてくれたので、夢月ロアは友人の推し、という感じだ。

 

この騒動の始まりはどこか。僕にとっては友人から「最近ロアちゃんが配信していなくて寂しい」という話を聞いた所から始まった。いつの間にか夢月ロアのファンになっていた妹からも同じ話を聞いた。チャンネル登録をしていない弊害か、全然気づいてなかった。でもまぁ夢月ロアはメンタルの弱い子だし、単に弱ってるだけじゃね?仲の良いライバーがきっとメンタルケアしてくれてるって、気長に待とうぜ、という話をしたのをおぼえている。

 

そうしているうちに夢月ロアも無事配信を再開し、復帰配信は見ていないが切り抜きなどで「普段関わりのない人とも色々話をした」「自分の考えを変えなくちゃいけないと思った」というような発言をしていたのを見た。少なくとも何かしらのトラブルがあったとしても他の人に相談し、それを糧にできているなら何も問題はないと思った。身近な人に相談したら絶対励ましてくれて肯定してくれるからそれほど接点の無い人にも相談した、という辺り存外ヘルシーな思考をしてるなとも思った。だからこの件はもう解決だと、そう思った。


そんなおり、鳴神が一部で囁かれている噂として「夢月ロアが活動していないのは、金魚坂めいろに魔界訛りをパクられた(と思っている)から」というのを紹介しているのを見た。活動が止まった時期と金魚坂のデビュー日、夢月ロアの意味深なツイートを根拠にした、よくできた憶測だなと思った。証拠はないけど夢月ロアならそれで病みそうだなーと思った。と、同時にそれが本当ならくだらないことで病んでんねーとも思った。その時点の僕にとって金魚坂はキモい喋りの新人、でしかなく、夢月ロアの魔界訛りとは似ても似つかない。少なくとも魔界訛りは可愛らしい喋りだと認識していたから、圧倒的に夢月ロアの方が良いじゃんという風にしか思わなかった。金魚坂に対して夢月ロアに似てるという声が上がっているのは見ていたが、僕は全くそう思わなかったし、そんなのは新人にはよく貼られるレッテルだし、気にすることはないだろうと。まぁそういう良くない視聴者の声を気にしすぎた、大したことない案件だったなとその時は思った。
なのでその噂をそのまま友人に話した。これが本当だとしたら全然大した話じゃないよ、と。そんなの気にならないくらいの支持を伝えていくしかないね、それはファンである君に任せよう、と。

そういう話を聞いている間もにじさんじに親しんでいる者として当然にじさんじ甲子園を楽しんでいた。あれは楽しかった。楽しいお祭りだった。四校ほどアーカイブを追っていて大変だったけど、楽しかった。残念ながらにじさんじ高校は見ていなかったけれど、金魚坂めいろ選手の活躍はよく聞いていた。切り抜きは見た。活躍しているのはただのパワプロのデータなのに、金魚坂本人の好感度が上がるのだから不思議なものだ。金魚坂の切り抜きもこの頃から見るようになった。相変わらず声は聞き苦しいと思ったが、スペックの高さは感じたし、同期の空星とショートアニメを作るというのは新しい同期の打ち出し方だなと思った。同期コラボしてないのは言われるまで気づかなかったけど、そういう売り方をしないといけないわけではないし、空星は初配信で配信環境が整ってないように言っていたし色々大変なんだろうと思った。嫌な話もちょこちょこ聞いたけれど(トトロとか不仲説とか)、まぁいつもの視聴者の悪い所出たパターンだと思い気にしていなかった。

 

そうやって僕は平和なYouTubeライフに戻った。いや、僕にとっては別にずっと平和だった。問題は問題ではなかった。問題になったのは金魚坂の復帰配信からだ。
ある時YouTubeのオススメに「にじさんじを辞めようとしていた金魚坂めいろ」という切り抜きが出ていた。期待の新人という風情だったのにそうなのか!と僕は驚いた。それを見るまで活動を休んでいることも知らなかった。その切り抜きを見てもレジスタンスが優しいということしかわからなかったので、本配信を見ることにした。僕は激怒した。あの配信はめちゃくちゃだ。誰も悪者にしたくないと言いつつ自分は悪くないと言って誘導し、否定も肯定もしないと言いながら他の可能性を否定してトラブル相手を肯定する。同僚のライバーに嫌がらせをされていて今も解決していない、なんて公に発信する理由がどこにある?なにもにじさんじ全員が仲良しこよしなんて幻想は抱いてないけど、今現在揉めてますと発言する理由がまったく理解できない。トラブルを解決しようという人間の態度じゃない。そんな配信にさも自分の味方であるようにレジスタンスの二人の名前を出してきたのも嫌らしいものを感じた。金魚坂めいろの印象はここで地に落ちた。
この時はもちろん金魚坂にも怒っていたがどちらかというとにじさんじ運営に対して、「こんな戦争しか呼ばない配信を許可するなんて運営はなに考えてるんだ」とより怒っていた。もちろん金魚坂にも怒ってはいたが。


そうして鳴神がこの騒動を配信で取り上げるのを見た。取り立てて新しい情報はなかったが、時系列が整理されて助かった。夢月ロアの匂わせに対して金魚坂も相応に匂わせ返してるのもここで知った。これが真実なら、はっきり言って馬鹿馬鹿しい騒動だと思った。訛り1つで何故こうも拗れるのか。呆れた。そんな大きな問題には見えない。


そして鳴神の告発動画が上がる。夢月ロアによるいじめ、嫌がらせ、その意を受けた運営によるパワハラによって金魚坂めいろが不当に辞めさせられようとしている、というやつだ。金魚坂の復帰配信でさえ、疑惑を限りなく真実に近づける補助線を引いたにすぎなかった。しかしこの動画が一連の疑惑を真実だと主張した。翌日彼の言う通りに運営から声明がだされ、結果界隈は燃え上がった。僕は恐ろしかった。鳴神ファンの僕からしても、鳴神の主張を裏付ける証拠は何一つなかった。鳴神の一方的な主張でしかない。表ではっきりと僕達に見えていたのは彼女たちの意味不明なツイートと金魚坂の復帰配信、鳴神が公開したディスコードの画像くらいのもの。それらを繋ぎあわせてストーリーを作るならどんなものもできるだろう。しかしあまりにも鳴神の語るストーリーが支持されていたように見えた。鳴神が「証拠を出す用意がある」と言ったのもそれに拍車をかけていたのかもしれない。本当に夢月ロアが金魚坂をいじめているのか、嫌がらせしているのか、運営はパワハラしているのか。その証拠があるなら。
運営からの声明が出たとき夢月ロアを推してる友人ではない友人からこの件で電話がかかってきたので、一時間くらい話した。僕が開口一番言ったのは「むしろ鳴神が牡丹きぃを匿ってたバーチャル悪代官みたいなことになってないか心配だ。」ということだ。全て視聴者の見えない裏で起きていることなので、視聴者が是非を問うことはできない、運営が何かしら声明を出すか、鳴神が証拠を出すのを待つしかないという話をした。


何も動きがないまま鳴神が二つ目の動画を出した。僕は鳴神が証拠を出してくれると信じていた。はっきりしてくれ。はっきりしない情報でファンネル飛ばして攻撃してるのは鳴神なんだ。嫌いだろうそういうの。はっきりしてくれ。相手が事実と違うことを言ってきたら証拠を出すとか、そんな悠長なこと言ってる場合じゃない。証拠を出す必要がある。
ところがそうはならなかった。それどころか鳴神はもう終わった気でいた。そんなバカなことはない。僕にしては珍しく動画にコメントをした。証拠があるなら出すべきだ。曖昧な情報で人を煽動して界隈をかきみだしただけ、それで良いのかと。


急転直下、鳴神の動画のすぐあとに運営と夢月ロアから声明が出た。すぐに読んだ。鳴神がどうでるか次第だが、僕はこの声明にとても納得できた。運営の声明は経緯の説明として何もおかしな所はなかった。いじめやパワハラが無いというだけで、それ以外の鳴神の言う経緯と齟齬もなかった。夢月ロアが公開した金魚坂に送ったDMの画像も。何も嫌がらせではなかった。そして深く納得した。僕はずっと訛り1つに拘るなんて馬鹿馬鹿しいと思っていた。でもDMには「でよ」を使わないで欲しいと運営に言われた、とあった。あぁ、と納得した。それが夢月ロアの真意なら。何も持っていないから何でもやれます、と言ってにじさんじに入ってきた女の子が、自分の舌足らずな発音で「だよ」が「でよ」に聞こえると今は卒業してしまった友達に言われ、友達と視聴者が一緒に「でよ」を可愛い可愛いと笑ってるのを僕は見ていたから。「でよ」が何も持っていないわけじゃない気づきで、それが大事だと、そう話したいというのは、僕は仕方ないことだと思った。金魚坂も同じようなことを配信で話していたことがある。二人話せていたら、とも少し思った。


しかし世間の声はまったく違ったようだ。運営の声明は夢月贔屓だとバチボコに叩かれていたし、夢月ロアの方も先輩の圧をかけてるだなんだと非難の嵐だった。信じられなかった。鳴神のていじしたストーリーの印象に引っ張られすぎじゃないかと思った。はっきり言って僕にはこれ以上何をすれば世間の声が収まるのか皆目検討がつかなかった。運営も夢月ロアも自分たちは嫌がらせやパワハラをしていない、という意図での声明だろうに(実際そういう文章だった)、にも関わらず止まらないならどうするんだと。慎重に鳴神の出方を待った。


鳴神の配信は翌日すぐだった。僕はリアルタイムで見ていた。声明を見ながら事実と異なる所は訂正していく、ということだったがあれは訂正でなくて捕捉説明だった。鳴神は声明をほぼ事実だと認めた。否定したのは取るに足らないことだけだった。いじめやパワハラの証拠を出すこともなかった。なんでこれで鳴神が勝ち誇っているのか全然理解できない。試合には負けてるのに本人と観客とレフェリーが勝ちを宣言して相手にポップコーン投げつけてるような感じに見えた。そして終始自分には責任がない、終わった話、後は勝手にやってくれ、という態度だった。失望した。鳴神は自分を、観客席から舞台に野次を飛ばしてる存在だと思ってるのか?そんなことはありえない。運営の声明にも、鳴神自身の動画でも、この一連の騒動の経緯に鳴神は食い込んでる。立派な登場人物だ。それが自分の発言にさえ責任を持たないというなら発信者失格だ。失望した。チャットにもそう打った。今も失望している。


それから色々な情報を漁った。わりと最初から夢月擁護というか金魚坂批判のような言説や情報は出ていたが、多勢に無勢という感じだった。この界隈外にも波及した夢月バッシングはどうしたら収まるのか、何かできるわけでもないのに頭を悩ませていた。カウンターが必要だと思った。金魚坂批判。動画が良い。鳴神の主張がこうも印象に残るのは人の声による主張だからじゃないか。動画を誰か出してくれ。そう思っていたらベレティというVTuberが出してくれた。僕は喜んで見に行った。飛躍もあって頷けない所もあるが、まさにこういうのを求めていた。コメントも残し、高評価も付けた。実際そこら辺から潮目が徐々に変わっていった印象を持っている。動画も増えた。DMの数なんかは公開の翌日くらいには説明してる人いたけど、まったく根付いてなかったのが動画で出されるとガッと広まったように見えた。やはり動画だ。目についた動画に高評価を押して回った。これで状況が変わっていってくれると良いと、そう思っていた。


しかしそれは間違いだった。騒動にあまり興味のない人や界隈外の人にとって夢月ロアはずっと「後輩をいじめた人」のままだったし、金魚坂の魂に対しての中傷という新しい問題も出てきた。そして結局、夢月ロアが公開したDMをよく思わない人達はどんなに金魚坂批判が高まっても何も変わらなかった。僕はまったくそう思わなかったが、そう思った人を変える言葉は見つからなかった。感性の違いか。違いかな。それはどうしようもない。


本当にどうしようもない。今では金魚坂の色々な悪事、というのかな、それが語られるようになって金魚坂が悪い、という風潮にはなっている。しかしそうやって別の真実が語られるようになっても何も状況は変わっていない。夢月ロアは今も活動していない。無理もないと思う。こういう現状をサボりと形容する口さがない人達は多々いるけど、信じられない。自分がいじめじゃないと思っていたものを信じられない数の人にいじめだと詰られ、今も悪意ある言葉にさらされてて復帰したら余計そうなるのがわかってる所に戻りたいと思うか?僕なら戻りたくない。戻りたいと思ったって怖いだろう。自分の意志だけで生きている人間はいない。ファンはみんなわかってるはず。だから祈ることしかできない。僕はファンというほどではないけれど。祈ることしかできない。
本当に夢月ロアのために行動しているのは、擁護や批判に舌鋒鋭く弁舌を尽くしてる人ではなく、今もファンアートを書き切り抜きを作り、それを拡散している人達だと痛感した。それが王道だ。どう足掻いても夢月ロアを許さない人は許さない。許す人は許す。愛す人は愛す。ただそれだけのことだ。争う必要などなかった。良さを語っていくしかない。

 

最後に
どこにも書かなかったが騒動で一番ショックだったのは郡道先生のあのツイートだった。郡道先生の嫌な話を聞いても、それでも、と思って見ていた。悪い話も聞くし、良い話も聞く。良い人が常に良い人ではないし悪い人は常に悪い人ではない。良い人だから好きなわけでも、その逆でもない。しかしあのツイートはそれでも、を打ち砕くに余りあるツイートだった。あれ以来郡道先生のことは完全に見れなくなった。
鳴神には失望したが、心を入れ換えて再出発して欲しいと思う。でも多分そうはならない。残念だと思う。もっと残念なのはそれでもファンだと思う僕だが。あの動画のあとの彼の動画を見ても「でも彼は自分の行動の結果誰かが潰れても無責任に放言するような人間なんだ」というのが頭の片隅にずっとあって泣けた。
金魚坂に関してはもうどうでもいいと思っている。が、最近にじさんじの過去の名場面集の切り抜きを見ていて、金魚坂が写った瞬間に何か考える間もなくブラウザバックしている自分に気づいて、思っているより自分は金魚坂を憎んでいるなと思い整理のためにこれを書いた。水見式ももう見れないな。あれほど楽しかったにじさんじ甲子園だが、未視聴のにじさんじ高校のアーカイブを見ることはないだろう。本線のアーカイブも、見返すことはない。
夢月ロアには戻ってきてほしいと思っているが、本当に難しいと思う。自分なら戻れない。おいそれと無責任なことは言えない待っているとは言えないと、ため息を吐くばかりだ。
だけど、もうすぐヱヴァの劇場版が放映される。なんと明日だ。夢月ロアがマイクラしながら話してた、エヴァの話が僕は好きだった。登場人物の心情への共感からスタートして本質へと迫るようなとても良い話だった。新劇場版は明日から始まる。

夢月ロアは見に行くかな?

僕は夢月ロアの感想が聞きたい。

あなたの感想が聞きたい。

とても。
 
 
 
 
 

にじさんじにできるのはサラダボウルからサラダを取り分けることであって美味しいドレッシングをかけることではない

前回の記事から半年経ちますが、楽しくにじさんじデッキでWIXOSS遊んでました。何度かデッキの記事を書こうとしたんですが、やっぱりにじさんじ追ってると時間ないですよね。まぁtwitterでデッキレシピとかだけは残してるし良いかな、みたいに思ってたりも。

 

しかし今回、ちょっとよろしくない事態が起きているようなので重い腰を上げました。

まずは次のツイートを見ていただきたい。

 にじさんじコラボ第二弾「コリジョン」の看板SR、御伽原江良さんのカード公開ツイートですね。面埋め防御に対して強力なメタになって出現時でエナチャまでする隙のなさ。御伽原江良めっちゃ強いですね。

しかしこれのリプ欄を見てもらえるとわかるのですが、ポジティブな意見とネガティブな意見が半々というところでしょうか。今でこそトップがポジティブな意見なので印象違いますが、ツイート時点ではネガティブな意見が割と目立っていたように思います。曰く、にじさんじでは使えない、にじさんじとは相性が悪い、これはにじさんじではなくユキの強化、とまぁこういう風に言われています。僕は

バッカお前他のデッキに出張できるような効果持ってる奴がにじさんじでは雑魚なわけないやろがい登録者参照しなかったらにじさんじと相性悪い認定かおい大半のにじさんじ否定してるんだが大丈夫か?カードデザイン的には詩子お姉さんとほとんど一緒なんだけどアンタら詩子お姉さん入れないんか?冗談が過ぎるだろなんなんTwitterの人ら……

と文句を言いながら見ていました。仮に御伽原江良と「相性が悪い」と言えるデッキがあるとすれば、メインで面開けをしなくて効果を無効にする手段を持ってないデッキだと思いますが、にじさんじはもちろん該当しません。委員長でろーんしずりん、どれを取ってもメインで3面開けは普通にするわけで、しずりんなんかは初めてのアタック時除去系のシグニなわけで待望と言っても良いんじゃないか?しずりんは今流行ってるデッキタイプ的に入らんって言われてるの見たけどそれにも僕は懐疑的です。普通に入るんじゃないの?まぁ僕の感想はこのくらいにしましょう。

続いて御伽原江良当人がこのカード公開ツイートに反応したツイートがこちらです。

にじさんじデッキではそんなに使えず」

お分かりいただけるだろうかこの罪深さを*1。このおかげで御伽原さんのリプ欄ではこれが共通認識になってしまってる感がある。御伽原さんの立ち位置的にもなんかそれっぽくてにじさんじファンに受け入れられてしまった。WIXOSSをやってない人やこれから始める人、初心者なんかの方が多くてプレイヤー少ないんだからそうなりますよね。いやね?これがカード公開ツイートのリプ欄の発言を真に受けてのことかはわかりませんよ?だけどこれを見た時に僕は

twitterの連中やりやがったな!?

と思いましたよね。初心者に誤った認識を植え付けてどういうつもりだと。先ほども言いましたが明らかにそんなことない、普通に強いカードだし、にじさんじでも使えるカードにこんな評価与えて何やってるんだと。特定のデッキは御伽原江良で詰むレベルと言っても良いし、現に僕が今メインで使ってるオールスターのデッキは3つくらい御伽原江良で詰みます。そんなカードを使えないカードと初心者に思わせてどうする……

まぁそうは言っても杞憂だろうな……と思っていた部分もあるんですが、地元のWIXOSSpartyにいました。「御伽原江良はにじさんじデッキには入らないらしい」と言っているにじさんじコラボからWIXOSSを始めた人が!戦慄しました……!やばすぎる……!

はっきり言っておきましょう

御伽原江良はにじさんじデッキに入ります。もちろん入れない選択はありますが、枠を割く価値は十分にあるカードです。

運用としてはメインで盤面開けた後に出して面埋めからの出現時での防御を不可にしながら耐性持ちと並べたりするのが考えられます。既存の耐性持ちだった物述やえるさんは面埋めには無力だったからちょうど良いと言えるでしょう。矢車りねや詩子お姉さんと運用すれば能動的にアタック時除去としても運用できるのでそちらのルートもあり、ぶっちゃけでかいりりむとして使っても良い時はあるんじゃないかなと僕は思います。にじさんじからWIXOSSに参入してきた皆さんは、ネットの情報に踊らされず自分のデッキに御伽原江良が必要かどうかちゃんと見極めましょう。

 

 

 

言いたいことはこれで全部なんですが、一連の流れのなかでの

にじさんじとの相性

という言葉には考えさせられるられるモノがありました。

にじさんじには何か特徴があって、その特徴に沿った、あるいはその特徴を援護するような効果を指して「相性が良い」というわけですよね。果たしてにじさんじの特徴ってなんでしょうね?登録者数によって強力な追加効果が得られる、が特徴でしょうか?でも登録者って稼ぐことも稼ぎやすくすることも出来ないから、プレイしてて動きの特徴にならないし、登録者効果もそれぞれバラバラの方向を向いたシンプルな効果なので一貫した特徴もないと思うんですよね。

まぁ確かに「にじさんじじゃないとできないこと」は登録者効果を使うことなんですけど、それは戦術の特徴にはなっていかないイメージがあります。

じゃあにじさんじの特徴って何よ?と問われた時に僕にはイメージするものがあって、それは一言で表すなら

屈指のサーチ力を前提にした、電機というカテゴリ内における選択肢の豊富さ

になるんですけど伝わるでしょうか?僕はにじさんじデッキを作る時、明確にこれを意識しながら作っています。ルリグ効果やキー効果もそうですが、レベル3をサーチする安土桃、レベル4は町田ちま、何でもサーチする物述とあり、そこから用意できるものも耐性にアタック時除去、メイン除去、連続アタックやリクルートetc.と多種多様*2。そのサーチ力と多様な選択肢から、その盤面その相手に最適な盤面を構築できること。悪く言えば器用貧乏ですが、良く言えばオールラウンダー。それが各々シンプルでバラバラな効果を持ったにじさんじというカード群の特徴だと僕は思っています。この前あったにじさんじ交流会で、楓サポーター構えた相手にデッキと手札にえるさんが無い状態からえるさん2面用意して勝てた時は「これがにじさんじなんだよなぁ!」とすごい興奮しました。

その視点から言えば、選択肢が広がること自体が「にじさんじの強化」と言えるので、オンリーワンな効果を持った御伽原江良は間違いなくにじさんじの強化。もちろんさんばかも*3

これは、90人もいれば誰か一人くらいは配信してるし、90人もいれば誰か一人くらいは刺さるライバーがいる、と言われるにじさんじの表現としてこの上ないものだと僕は思っています。

 

今回はこれで以上です。というか説得力ある語りができないもんかと試行錯誤したんですが自分には無理だったので単に自分の考えを書きだしただけでギブアップです。一つ確かなのは御伽原江良は強いということ。これだけは忘れないでくれ。以上。

*1:念のため言っておきますけど御伽原江良さんが悪いと言ってるわけでは全くないです。御伽原さんは犠牲者。

*2:緑電機にも広げればもっと広がる。

*3:特にサーチ効果を持った戌亥とこには狂喜乱舞した。余計にサーバント攻勢には落ち込んだ。

にじさんじ勢のためのWIXOSS講座 脱初心者編

東田です生きてます。

長いことblog放置していましたが、その間にWIXOSS界には大きな動きがありました。そう、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」とのコラボですね。実はこのblogを放置している間僕は

にじさんじにドハマりしていました*1

今年の1月からです*2なのでこのコラボが発表された時は運命感じちゃいました。

感じちゃったので「WIXOSS歴5年、にじさんじ勢歴5か月のセレクターによるWIXOSS×にじさんじコラボに思うWIXOSSの未来」というタイトルでblog書こうとしていたんですがにじさんじアーカイブ視聴するのに忙しくて時期を逃しました。まぁカードプールの判明した今になって思うのは、未来を感じさせる良いルリグタイプになったな、といったところです。

 

僕はWIXOSSの中でにじさんじには未来があると思っています。

にじさんじからWIXOSSに入ってきた人たちにWIXOSSを楽しみ、そしてこの先も続けて欲しい、そう思っています。そのために、にじさんじを愛する皆さんには是非勝利を味わってほしい。推しのライバーさん達で勝てることが、何よりも継続の力になる。だからこそ、WIXOSSで勝つために知っておいた方が良いことを伝えたい。

それがこの記事を書いている理由です。

まぁそうは言っても正直なところ、タイトルにあるように「WIXOSS講座」と銘打てるほど僕はWIXOSS上手くありません*3。ですが、自分が考えている「WIXOSSの常識」を伝えることには意味があるんじゃないかと思います。

もちろんこれはあくまでも僕の常識。そう思わない人もいるでしょうし、いろいろな考え方があるでしょう。そもそも間違っているかもしれません。それでもこういう「視点」があることを知っているのは絶対にプラスになるはずです。皆さんが自分の常識を手に入れる一助になれればと思います。

 

長くなりましたがここからが本題です。

この記事を書いている理由は上記の通りなんですが、直接的なきっかけはにじさんじの舞元啓介さんと花畑チャイカさんのWIXOSS対戦配信を視聴したことです。にじさんじからWIXOSSに入っていこうとしている人は、おそらく確実にこの配信を見ていると思うんですが、見てない方はアーカイブのLink置いときますので是非見てみてください。めっちゃ面白いよ。
【WIXOSS】無限少女になりてえ【ガチ対決】

まぁルールミスは多かったりしますが初めてならしょうがないし、カード手元にない状態で戦うのは大変ですよ。十分おもしろかったし、何よりチャイカさんめっちゃノリノリでワロタ。

 面白かったんですが、

この配信をお手本にしてWIXOSSを理解するのは危険だと思いました。

真似をすると勝利が遠のくと。コメントでも何人か悲鳴上げてる方が見受けられましたが、僕も悲鳴を上げながら見ていました。それだけ自分の常識からは外れている。

これを見て思ったのは、初心者が誤解しがちなWIXOSSの肝心な部分をキーセレクションというフォーマットでは気づきにくいんじゃないか?ということです。では何が肝心な部分なのか。

 

 

①ダメージを与えることが大事

まずこれ。当たり前やん?と思うかもしれませんが、これは裏を返せば

シグニとの戦闘はダメージを与えることより大事じゃない

ということなんですよね。ここを初心者は誤解する場合があるな、と思っています。

WIXOSSの勝利条件は配信でチャイカさんが言っていたように「七枚の盾を割り相手にダイレクトアタック通す」ことです。この「盾を割る」=「ダメージを与える」のに何が必要かといえば「自分のシグニ(ライバー)がアタックする時に、その正面のシグニゾーンにシグニが存在しない」ことです。逆に正面にシグニが存在すると、そのシグニとの戦闘が発生します。

これは何を意味するかというと、シグニにアタックをする、シグニと戦闘をするということは直接勝利に結びつかない行為だということなんですよ。これが例えば遊戯王なら、相手のモンスターに攻撃することは勝利に近づく行為だと思います。しかしWIXOSSにおいて戦闘は言わば「相手に防御されている」状態なんですよ。

めちゃくちゃ極論すると攻撃になっていない

例えば舞元さんの後攻1ターン目の盤面

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舞元さんはチャイカさんの場に2体いたシグニに向かって攻撃をしていましたが、失礼を承知で言えばあれは申し訳ないが愚策です。普通であればシグニのいない所の正面(右側)にシグニを配置し、ダメージを通す場面。舞元さんのように相手のシグニ2体を破壊する選択は、全く無いとは言いませんがそれは奇策の類、特殊な戦術プランを考えている場合はその選択も稀にある可能性は0ではないかも、くらいのモノでほぼありえません。これは両者ともになんですが、全編通してシグニを戦闘で倒すことを重要視し過ぎているように見えるんですよね。そこは違うぞと言いたい。

 

他にも舞元さんは終盤、物述有栖さんの出現時効果を使えば相手のシグニゾーンを空けることができる場面で何もしない、といった展開が確か二回ほどありました。アーツで既に空いてたり、椎名唯華でアタックできれば空けられたりと、最低限ダメージが通せる状況ではありました。ありましたが、舞元さん、なんでもっと上を目指さないんだ!!?!??その攻撃はぬるい!!!

逆にチャイカさんの方はそういう、ダメージに繋がらない攻撃を(結局は防御されるにせよ)終盤一度もしなかったんですよね。あの手札では最大限のダメージ量だったんじゃないかな……?そこが勝敗を分けたのではないかと思います。

鈴鹿詩子さんなんかもそりゃあ強いんですが、彼女自身は自身でダメージを通すための効果を持ってないカードなわけで、きちんと回りがシグニゾーンを空けられるようにしないと勝てないんですよ。そこをはき違えてはいけない。

 

 

②何のためにシグニと戦闘するのか

しかしシグニとの戦闘が勝利につながるモノではないなら、何のためにシグニを攻撃するのか?という疑問がわきますね。配信やTwitterなんかで「パワーの高いバニラは強い」「バニラよりパワーの高いしずくさんはもっと強い」みたいな発言をよく見かけられたと思います。戦闘以外でパワー関係ないじゃないか、戦闘に意味がないならあれは誤解・嘘だったの?というとまったくそんなことはありません。

バニラ・高パワーは強いです。

これを説明するために少し昔話をしたいんですが、昔のWIXOSSは基本的に

シグニを攻撃しませんでした。

戦闘はしませんでした。レベル4になる前、序中盤の話ですが、場合によってはルリグも攻撃しませんでした。皆さんが配信でご覧になった戦いとは全く違いますね。

これは何故かというと、昔はエナの価値が今よりも高かったからなんです。

このWIXOSSというゲームの面白い所はシグニが破壊されるとエナになる所で、シグニを攻撃するということは相手のエナを増やすことなんです。

エナがあればアーツで相手の攻撃を防御できる、なんならアーツ使わなくても防御できる、エナがあればドロースペルぶん回して手札を充実させられる、相手の盤面を破壊しつくせる、やれることがものすごく多かった。

さらに言えばレベル4にグロウするのにコストとして3エナ必要でした。にじさんじルリグはレベル1~4までの総グロウコストは3エナですが、昔のルリグは6エナ、実に倍です。6エナというのは、自分のシグニやライフクロスを対戦相手が1度も破壊しなければ、グロウコストが払えずスムーズにレベル4にグロウできない事態に陥る*4要求値なんです。だからこそ相手のシグニもライフも序盤は攻撃しない「ノーパン戦術*5」が主流でした。

 

 

しかしにじさんじルリグが所属するキーセレクションというフォーマットが始まり、状況が変わったんですよね。先ほど言ったようにレベル4のグロウコストが無くなったのことや、キーという基本エナを使わない防御手段の登場によりエナの価値が暴落しました。あるいはこちらのカードをご覧ください。
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上はキーセレクション以前の代表的なドロースペルTHREEOUT、下はキーセレクションでの一般的なドロースペルPRAYING。

THREEOUTはエナ(マイナス1)手札(プラス1)する、エナ1枚を手札1枚に交換するカードなんですが、キーセレクションにおける同種のカードであるPRAYINGはエナ(マイナス1)手札(プラスマイナス0)する、エナ1枚で手札交換するだけのカードになってるんです。キーセレクションのカードは大抵そうで、エナ1枚を手札1枚に交換できない、変換効率の悪いカードしかない。つまりキーセレクションにおいては、エナよりも手札の方が価値が高くなったんです。エナがたくさんあっても、それを同じ枚数の手札にはできないのです。

 

はい、ここで整理しましょう。戦闘すると何が起きるのか?

対戦相手のエナが増える。

これは裏を返すと

対戦相手の手札が減る。

ということです。破壊されたシグニの代わりのシグニを場に出さなければ、ダメージを受けてしまいますからね。それを避けるなら手札を消費して新たにシグニを出さなければならない……

つまりWIXOSSにおけるシグニとの戦闘とは「相手のエナを減らすor相手の手札を減らす」を選択するということなんですよ。

昔はエナを減らすことを重要視されて戦闘は避けられていたけれど、キーセレクションの環境下では手札が重要視されるためにシグニとの戦闘は常識になりました。

だから高パワーシグニは強いんですよ。対戦相手のシグニを破壊できれば対戦相手の手札を1枚ハンデスしたことと同じ、対戦相手のシグニに破壊されなければ手札を1枚守った=1ドローしたと同じと言っても過言!*6

アズマさんはバニラでテキスト書いてないけど、見えないテキストで1ドロー1ハンデスって書いてあるんですよ強いでしょ?

 

倒せるシグニは倒せばいい、みたいに初心者は考えがちですが、

自分が対戦相手の何を攻めたいのか

これを意識するのとしないのとではプレイにもデッキ構築にも影響が出てきます。手札を攻めて行きたいならシグニを攻撃して相手の手札の消費を狙うし、エナを絞っていきたいならシグニを攻撃しないようにしないといけません。キーセレクションの環境下では基本的にシグニを攻撃するのが正解なので、微妙にこの辺りを理解しづらいような気がします。

まだ実践してないのでなんとも言えませんが、例えば委員長を相手にした時に僕はシグニを攻撃しないのはアリじゃないか?と思っているんですよね。委員長は専用キーで6エナも要求してくるので、シグニを攻撃しなければアーツかキーかシグニの起動コストかを諦めないといけない所まで追い込めるのではと思うのですが……まぁにじさんじはエナチャージ力もかなりあるのでどう転ぶかはわかりませんが、試してみます。

 

 

 

多分この2点が脱初心者のためには必要じゃないかなと思います。最低限これでしょう、異論は認める。あの配信をけっこうやり玉にあげた気がするけど……いやもうdisってると思わないで欲しい、ホントに。僕は好きですよあの対戦。それとは別に強くなって欲しいんやみんなに。にじさんじファンの皆さんには勝って定着して欲しいんだ……そして第2弾、そして男性ライバーもカード化の道筋を付けようよ……

脱初心者編と書いたけどこの先○○編があるかはわからない。にじさんじルリグの解説編も書くかな……

*1:推しは竜胆尊様

*2:ちなみに昨年末は「リズと青い鳥」のBD買ってドハマりしていて、ひと月で100時間以上見てて友人知人に正気を疑われていました。そりゃあblog書いてる暇はない。

*3:それと大会シーンのことは大会出てるけどよくわからない。キーセレクションあまり出てないし地元の大会はマジでガラパゴスだから……

*4:自分のメインデッキに魔界ノりりむさんのようなエナチャージ能力を持ったカードがない限りは。

*5:多分ノー パンチの略。脳死で言ってたから今書いててもしかしてこれカードゲーマー以外に通じないのかな?キモい言い方か?と思って脚注してみたが、その行動もキモい説ありますね。脚注するけど。

*6:ではない。

デッキ紹介! 5周年ウリス(5th Anniv.Heroines型ジルドレイ虚無ウリス)

皆様お元気ですか?私は元気です。
いやぁ今回も長く放置しましたね。まぁ文章書くのめんどくさいよね。基本ズボラだから……。ログインするのも久しぶりでパスワード忘れてて困りました。

WIXOSSは普通に遊んでましたが、リメンバを弄るばかりで新しいデッキを作ってなかったというのもblog更新するモチベーション低下の原因だったように思います。しかし今回アンリミテッドセレクターが発売されてようやっと新しくデッキ作ったので、晒していこうと思います。我ながらちょー楽ちぃデッキになったと思います。一応リメンバもアンリミVerになってイイ感じのデッキになったと思ってますが、最近はこのデッキが楽しすぎてリメンバ触ってない……


デッキ名: 5周年ウリス(5th Anniv. Heroines型虚無ジルドレイウリス)
作成者: higashida
(デッキ作成サイトで見る)
ルリグデッキ
【ルリグ】
1×《ウリス》
1×《灼熱の閻魔 ウリス》
1×《金染の閻魔 ウリス》
1×《雅落の閻魔 ウリス》
1×《奈落の閻魔 ウリス》
1×《虚無の閻魔 ウリス》
【アーツ】
1×《月欠けの戦場》
1×《リヴァイバル・エクシード》
1×《クトゥル・アビス》
1×《5th Anniv.Heroines》
メインデッキ
【シグニ】
4×《堕落の消滅 アリトン》
2×《深淵との契約 ジルドレイ》
4×《探求の思想 ハニエル》
2×《コードアート E・B・L》
2×《羅星 リンゼ》
【スペル】
1×《バイオレンス・ジェラシー》
1×《MIRROR》
4×《FISHING》
メイン(ライフバースト)
【シグニ】
1×《堕落の砲女 メツム》
1×《堕落の虚無 パイモン》
2×《死之遊魔 †ルーレット†》
1×《狩魔の行進 バルバァト》
2×《弄命の侯爵 アモノウル》
2×《羅植 カヤッパ》
1×《羅植 サボテン》
1×《羅植 ラフレレ》
2×《羅植姫 ガランサス》
4×《サーバント O4》
【スペル】
3×《エニグマ・オーラ》



  • デッキ作りのスタート地点

アンリミテッドセレクターの情報が少しづつ解禁される中、一際異彩を放つカードが話題になりました(なりましたよね?)

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そう、ジルドレイですね。相手のアーツをパクれる!恐ろしい能力です。恐らく誰もが相手アタックフェイズにジルドレイを出してアーツをパクることを考えたと思います。
どういう手段で相手ターンにジルドレイを出すのか。考えるまでも無く僕には使ってみたいカードが既にありました。それは……
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豪快に3体ものシグニをアタックフェイズに場に出す効果、しかも出したシグニの出現時も使える。何より、
歴代のヒロインたちを我らがラスボス、
ウリス様が顎でこき使う

そんなビジュアルを想像させる……控えめに言って完璧である。
その性質上、5th Anniv.Heroinesは盤面が空になっている方がスペックを十全に発揮できるカードですが、都合の良いことにウリスには相手に依存するのではなく、能動的に盤面を空にするカードがあります。みんな大好き
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エニグマオーラ!
ルリグアタック時にシグニをトラッシュに送り、ライフを回復するちょー強いスペルです。そしてさらに都合の良いことに、ジルドレイと共に登場した新レベル4ウリスは、エニグマオーラもトラッシュから回収できる効果があるという始末。
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つまりこれは
レベル4以降毎ターンエニグマオーラを撃ち続け、
5th Anniv.Heroinesを構え続ければとても楽しいことになるということだ!

デッキ出来たわ。

とは言っても、毎ターンエニグマオーラを握るのは大変です。奈落ウリスならコイン起動で毎ターントラッシュから拾えますが、ジルドレイのためにレベル5に乗らないといけない。エニグマを握るにはどうすれば良いのか……と、考えるまでも無く僕には使いたいカードがありました。それは
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FISHINGです。このカードはLBさえ持っていれば、スペルだろうが何だろうがトラッシュ・デッキから拾うことができます。デッキ内のエニグマの嵩増しになり、強力なシグニを回収できれば安定した展開力をも提供してくれる。いや、強い、強いよ。は?限定ついてる?そんなもん虚無で無視よ無視。

  • 5th Anniv.Heroinesで出すシグニは?

コンセプト的にはジルドレイ+何か何かですが、相手がアーツをパクらせてくれないことも多いので、シグニを豪快に処理できるアモノウルも採用しました。アモノウルは2体のシグニをバニッシュできる他、悪魔シグニがバニッシュされた際そのレベル未満のシグニをトラッシュから出せるので、アタック時バニッシュ相手でも封殺してくれます。まぁシグニ耐性アタック時バニッシュ×3とか盤面作られると無理ですが、それは大抵の場合無理なのでしょうがないこととします!
両レベル5悪魔のお供としては、サーバントを回収できるルーレットは無難に強い。これで5th Anniv.Heroinesが4面防御になります。もう1体を何にするか……と、またしても考えるまでも無く僕には使いたいカードがありました。それは
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友人皆に誰そいつ?と言われた不遇のカード。
まぁ僕もリメンバのために非限定レベル4精械を探していなければ憶えていなかったであろうカードですが。このEBLは出現時でデッキトップ4枚の中から青か黒のスペルを手札に加えられる……つまりエニグマを引き込めるのです。FISHINGで嵩増しされてるので結構持ってこれます。
これで基本的なムーブができました。アタック時バニッシュが強い盤面だとアモノウル、そうでない時やアーツをパクれる時はジルドレイに、ルーレットとEBLを絡める。ジルドレイのムーブだと手札4枚も増えるので次ターンの展開も楽々。
5th Anniv.Heroines一発で5エナチャージできるラフレレガランサスガランサスの選択も、何かにつけエナを使うので重宝します。

  • メツム、パイモン、バルバァト、レベル4悪魔の採用理由

これは「FISHINGを採用してるのだからFISHINGでジルドレイにつなげるルートを作りたい」という想いから。なんだかんだLB持つカードでジルドレイにアクセスするカード無いんですわ……(東田調べ)。なのでデッキをトラッシュに落とせるLB持ちで、アリトンを落としてバイオレンスジェラシー経由のジルドレイ、という形をとることにしました。まぁ確実にアリトン落とせるわけではないですが、デッキの中身は把握しているはずなので無理そうならパイモンで確実にチャーム付けます。パイモンはバニッシュ耐性を他のシグニにも付けられるので相手によっては最後の詰めになったりしますし、メツムの相手のデッキ削りも時に決め手になったりも。バルバァトは3,000マイナス程度しかできませんが、5th Anniv.Heroinesで出す用のジルドレイをデッキに戻せるのは悪くありません。それぞれピン投ですが、ジルドレイで回収も効くのでかなり出しますね。


ここまで読んで気付いたと思いますが、採用するカード全て高レベル&スペルで、低レベルのカードがまったく無いのです。少ない枚数で安定した序盤を作り上げるカードとは……それがハニエル=リンゼシステム。リメンバで使ってる時はサーバント持ってる時以外リンゼで手札を回しますが、このデッキでは低レベルを握ってる場合は、ハニエルを握っておくことを意識してリンゼで手札を回すのは自重します。レベル4になってからは気持ちよくデッキを回せるはずなのでそれまでは……耐えてくれ……


  • アーツ選択

まぁこれは特に何も考えてなくて、月欠けとリバイバルエクシードで5th Anniv.Heroines+2回、これで計4回撃てます。クトゥルアビスは何入れたら良いかわからなくて強いカードただ入れた感じです。一番ダメな採用理由だ……



こんな感じですか。WIXOSSPartyで7戦ほどしましたが、3分4敗という地獄の様な戦績を叩き出しています。でもまぁ引き分けに関しては後10分あれば勝てたと思いますマジで。アン相手に耐久してリソース差で勝ちを目前にした時は震えましたね、時間切れでしたけど。
絶対勝てないルリグもいますし例によって速攻には無力ですが、めちゃくちゃ楽しいのは保証します!

ウリスキー採用型クラスクライシス軸リメンバデッドナイト

次の更新は友人のエルドラデッキだと言ったな?あれは嘘だ。
いや、意外に書くの難しかった……。
なのでクラクラリメンバの最新版でお茶を濁します。前のバージョンはこちら
higashida-san.hatenablog.com
ワイルズでは特に変化が無かったのでユートピア時のままの構築。


デッキ名: クラスクライシス軸リメンバ・デッドナイト
作成者: higashida
(デッキ作成サイトで見る)
ルリグデッキ
【ルリグ】
1×《来夢の巫女 リメンバ・モーニ》
1×《来夢の巫女 リメンバ・ヌーン》
1×《来夢の巫女 リメンバ・ミッドナイト》
1×《星占の巫女 リメンバ》
1×《星占の巫女 リメンバ・ダスク》
1×《星占の巫女 リメンバ・デッドナイト》
【アーツ】
1×《ゼノ・マルチプル》
1×《クラス・クライシス》
1×《クトゥル・アビス》
1×《添遂の閻魔 ウリス》
メインデッキ
【シグニ】
1×《幻蟲 §ウミホタ§》
3×《コードアート D・C》
1×《最英の相棒 ワトソン》
1×《コードアート S・P・K》
1×《大幻蟲 §スノセク§》
4×《探求の思想 ハニエル》
1×《やり直しの対話 ミカエル》
2×《サーバント O2》
1×《コードアート †A・L・C・A†》
1×《コードアンチ カイヅカ》
1×《コードアンチ マイギリ》
1×《幻怪 ベンザイテン》
2×《羅星 リンゼ》
メイン(ライフバースト)
【シグニ】
3×《コードアート B・E・C》
1×《幻蟲 §シラエ§》
1×《コードアート M・G・T》
1×《幻蟲 §アメンボ§》
1×《幻蟲 §サクラエ§》
2×《幻蟲 §タカアシ§》
1×《幻水姫 ダイホウイカ》
1×《羅原姫 Zr》
1×《幻水姫 ウラタロ》
1×《最英の探偵 ホームズ》
1×《コードアンチ ゼコフン》
1×《コードアンシエンツ ヘルボロス》
2×《コードラブハート †M・C・M・R†》
1×《篭手 エルゼ》
2×《サーバント O4》

ユートピアといえば、僕と友人たちの間では1枚のカードが話題をさらっていました。その名も「最英の探偵ホームズ」です。

なんじゃこれ。産廃やろ。
世界に名だたるホームズの名を使い、最英なんて大きな冠詞を付けた、限定付きのSRが。よりにもよって自分一人では何も完結しない、しかも条件も厳しく、その上ダメージに繋がらないなんて……。アタック時バニッシュになる(可能性がある)だけ助手のワトソンの方が優秀まである。ハンデスするにしてもなんで相手が選んで捨てるん?せめてランダムハンデスにしてくれや……条件めっさ厳しいんやで?
キーセレにおいてリメンバを使ってる僕の友人は、ユートピアの情報が出るたびに自身のblogで英知のシグニを紹介していましたが、ホームズが判明したとたんにパタリと更新を止めてしまいました……哀しみが深い……。
SR枠を潰しやがって、何が最英だ、ホームズに謝れ……僕たちの間ではかなりヘイトを貯めていたカードでした。関係ないけどマリオオデッセイ連想しましたよねヴィジュアル的に。

そんな中クラクラリメンバのユートピア仕様を考えていたわけですが、まず注目したのがウリスキーでした。

自分の盤面を開けることができるので、相手アタックフェイズに盤面埋まっている状態で黒カメラの蘇生効果を使いたい時、黒カメラを出したい時に便利だな……ということの他に「ルリグが黒になる」という一文が心をつかみました。ルリグが黒になるということはALCAで黒カメラやヘルボを回収できるということ。特にヘルボを回収できるのは悪くない……そして何よりも、今まで採用を躊躇していたゼコフンにチャンスが巡ってきているのでは?!と思ったわけです。

こちらがレベル4時点でクラスクライシスを撃たざるを得ない状況で、出して少しでも意味のあるシグニを探していたんですよ。ゼコフンはバニッシュされるとマイナスを飛ばせるので、相手のアタック時バニッシュを牽制できるんじゃないかなと思っていたわけです。しかしこれには「自分のルリグが黒なら」という条件があって……リメンバでは無理でした。それをウリスキーは解決してくれる!素晴らしい!採用!

せっかくゼコフンを採用するなら「デッキからトラッシュに置かれたら場に出る」という効果も活用したい。メインフェイズで出てきても活用できないので、自分か相手のアタックフェイズで出すことができればアタックフェイズ中の追撃、もしくは防御で使える……どうやってアタックフェイズ中にデッキを削るか……
その時
東田に
電流走る…!
それホームズでできるやんけ。
俺。ホームズ採用するんか…!?
衝撃でした……まさか自分が産廃呼ばわりしていたカードを採用することになるとは……

そして出来上がったのがこのデッキです。
基本的なギミックは変わらず、相手ターンにクラスクライシスや黒カメラの蘇生効果で釣ってきたDC等で、手札からBECタカアシを捨てることで効果無効をバラまきながら黒カメラで盤面を開けて攻撃を通していきます。
黒カメラの弾は序盤にハニエルやDCで手札捨てる、リンゼで手札捨てる、とかやってると勝手に溜まっていくんですが、それさえもホームズワトソンが強力にサポートしてくれます。ホームズの手札入れ替えも地味に有用だし、今回はZrも採用したので墓地肥やせる効果つえぇんだ。

ホームズとゼコフンの噛み合わせは予想以上に強くて、たとえホームズが点数に絡まなくても横にゼコフンが出る可能性があるだけで、ホームズを止めざるを得ない状況って結構あるんですよ。これは相当屈辱的です。一緒になってホームズを産廃と呼んでいた友人と対戦していて、そういう盤面になった時「これホームズ止めないといけないの?wwウソでしょwww」と爆笑していました。僕も爆笑しました。ハハハ。ホームズやべぇ。
産廃とか言ってスマンかった

ウリスキーも、シグニ耐性を持ったシグニを相手アタックフェイズに処理する仕事が予想以上に役に立つ。特にタマ相手には役に立つ。エクシード競合するのでは?という意見もあるかもしれませんが、リメンバはエクシード使う起動効果にそれほど依存していないので、元々要所でしか使っておらず、まるまる5枚エクシードが残ることもざらにありました。
ワイルズの情報が出始めたころはここをカーニバルキーにしても良いんじゃないかと思ってもいましたが、ゲインやチタイクウを処理できるってだけで強いんですよねウリスキー。今までできなかったことをカバーするウリスキーと、今までできたことを伸ばすカーニバルキー、といったところで大変悩ましい。

他の目立つ変更点としてはZrですが、これまで採用してなかったのは黒カメラがトラッシュをデッキに戻すのでそれこそ競合するのでは?と思っていたからなんですが、実際運用してみるとそんなことは無かった。ウリスキーとの噛み合わせも良いですが、何よりもトラッシュの黒カメラを戻していけるので、序盤に2枚目の黒カメラをリンゼで捨てる選択が取りやすくなったのがこのデッキでは大きいです。まぁそうでなくともメインデッキで防御できるってやっぱ強いわ……

今回はこんな感じで。ゼコフンの採用でほんの少しレベル4時点でのクラスクライシスで出すシグニいない問題が緩和されましたが、レトリックでもっと強い精械非限定レベル4が出るのを期待したいところです。ワイルズのアイスパフィは……本当に残念でした……
次の更新こそは友人のデッキ紹介シリーズで!

デッキ紹介! リリースパーティー用EGユーリ

みなさんお久しぶりです!実に4か月ぶりの更新ですね。その間にユートピアも通り過ぎワイルズも発売して久しくなってしまいました。別にWIXOSSやってなかったとかそんなことは全くないんですが、ただ単にblog書くのが面倒だった……。
まぁその4か月の間に作ったデッキってほとんど無いのですが。クラクラリメンバがユートピア仕様になったぐらい……それは後日載せるとして、今回は先日のワイルズ・リリースパーティーで使う予定だったデッキをご紹介します。使う予定で組んだけれども当日時間に間に合わなくてリリースパーティーには参加していないのです。せっかく前日に夜なべして作ったのに……
閑話休題
リリースパーティーは使用ルリグが制限されるので、まずどのルリグを使うのか?から考えていきまして、結果ユキの新ギミックはめんどくさそう、エルドラはアクセした時された時で単純に憶えること2倍でめんどくさそう、ユヅキは弱そう、ということでユーリ*1を握ることにしました。
ただ色々な考え方があると思いますが、僕は血晶武装というシステムは強いとは思えなかったです。ターン1の起動効果なのが致命的に弱い。キーセレでは盤面を全部殴られるのが割と普通、ということは盤面に血晶武装を維持するのはほぼ無理。毎ターン血晶武装したシグニ1体のみが場に存在する血晶武装状態のシグニになると思います。なのに攻撃能力のほとんど全てが血晶武装を参照してしまうわけで、それってつまり毎ターン1体しか攻撃能力持ったシグニを出せないってことでしょ?それ弱ない?って思ったんですよね。メインアタッカーになるだろうツクヨミでさえ、血晶武装じゃなければただの出現時でトラッシュ回収するだけのシグニ。アタック時2面バニッシュは強力ですが、ツクヨミ1体止められただけで終わりになるんじゃあなぁ……

血晶武装を必要としないアタッカーはいないのか?構築済み含めてカードプールを調べてみたのですが……そこで目についたのが清姫です。

血晶武装しなくても!アタック時に全体マイナス1000か4000以下バニッシュができる。これは強い(確信)。そして全体マイナス1000と言えばぶっ刺さるのが!

あ、デッキ出来たわ

デッキ名: リリースパーティー用EGユーリ
作成者: higashida
(デッキ作成サイトで見る)
ルリグデッキ
【ルリグ】
1×《英血の器 優羽莉 Lv0》
1×《英血の器 優羽莉 Lv1》
1×《英血の器 優羽莉 Lv2’》
1×《英血の器 優羽莉 Lv3》
1×《英血の器 優羽莉 Lv4》
【アーツ】
1×《血晶紅盾》
1×《血晶拡充》
1×《血晶魔杖》
1×《イノセント・ディフェンス》
1×《E・G UNION イザベラ》
メインデッキメインデッキ
【シグニ】
4×《紅蓮の使い魔 アマデウス》
4×《紅蓮の使い魔 オズマ姫》
2×《紅蓮の使い魔 ユダ》
4×《サーバント O2》
2×《サーバント D2》
【スペル】
4×《血晶の収集》
メイン(ライフバースト)
【シグニ】
3×《紅蓮の使い魔 モルモー》
4×《紅蓮の使い魔 スノーホワイト》
4×《紅蓮の使い魔 那須与一》
4×《紅蓮の使い魔 清姫》
3×《紅蓮の使い魔 アカズキン》
【スペル】
2×《血晶の紅雨》

プランとしては清姫を3面並べてEGUnionイザベラの起動効果を使い、相手シグニ全体のパワーを1にし「バニッシュされたら自分のライフをクラッシュする」効果を付与することで、清姫が1体でも残ればライフを3枚クラッシュ+清姫ダイレクトが通る、ライフ3点からのフィニッシュを狙っていきます。そこで清姫を全て止められたとしても全て止めるにはそれなりにリソース吐いてくれるでしょうし、バニッシュで止められた場合は返しに血晶魔杖で全ぶっぱし、血晶武装しなくても強いアカズキンで押し込めるだろう、そういう目論見です。なに?バウンス?ダウン?そんなもん知らんな……

実戦を経験するまでは、そもそもイザベラの起動に必要な9エナなんて貯まるのか定かではありませんでしたが、意外にも余裕で達成できます。それどころか血晶の収集、紅雨を撃つ余裕さえありました。身内(遊月)とのフリーではイザベラでぶっぱするまでもなく勝てて、直近のPartyでは3戦中2回イザベラぶっぱが決まり、デッキとしては上手く回ってるかなと思います。

以下、その他の採用カードについて


  • 英血の器 優羽莉 Lv4

ルリグレアではないレベル4。
ルリグレアが当たらなかったからだと思っていませんか?
その通りです。

まぁ理由の半分はそれなんですが、もう半分の理由としてはレベル4時点で清姫を3面並べるデッキなので、出現時でデッキトップ5枚から紅蓮を持ってこれる効果で清姫にアクセスするチャンスが増えること、同様に血晶武装(トラッシュ)よりも血晶武装時に1ドローの方が同じアドでもデッキを掘れる分噛み合うこと、イザベラと血晶魔杖でコインを使い切るのでアルティメットレイドのコインが用意できないこと、この3点になります。ルリグレアの方の、血晶武装状態のシグニにルリグ耐性を付与する効果は魅力的ですが、前述したように血晶武装シグニを何体も維持できないなら、そんなに頼れないかなぁと。アルティメットレイドはやりたい。

  • 血晶拡充

デッキもしくはトラッシュから紅蓮を2枚回収するアーツ。
だいたい初手で撃ってスノーホワイトを持ってきます。血晶武装でエンド時にエナチャージするスノーホワイトは、パワーも7000に跳ね上がるので戦闘でも処理されづらく、エナとハンド、両方を潤してくれるカードだと言えます。これが出せるかどうかでその後が変わります。


  • 紅蓮の使い魔 オズマ姫

デッキから紅蓮をサーチできて血晶武装で点も取れるシグニ。紅蓮シグニで一番強いまであります。
清姫を探しに行けて、フィニッシュ圏内まで相手を追い込める良いカードです。
このデッキでは採用していませんが、血晶武装シグニにダブルクラッシュを付与するアマテラスを採用していると、レベル3時点でシグニのみで9点取れるアホみたいな火力が出ます。
手札にオズマ姫3枚、アマテラス1枚、紅雨1枚、デッキにオズマ姫1枚。オズマ姫を出して血晶武装(手札)、オズマ姫出して紅雨で血晶武装(デッキ)、アマテラスを出せば、ダブクラ+アタック時10000以下バニッシュで1回起き上がるオズマ姫が2体出来上がるのです。これで9点。今まで先攻2ターン目に7点取ります、先攻2ターン目に6点取ります、みたいなデッキをキーセレ環境で作ってきましたが、このルートは紅雨で付与するアタック時バニッシュで盤面を開けるので、基本的に相手はほぼ0エナでこれに対処しなければならない、というのは他にはない利点だと思います。状況が整うハードルの高さとLBで止まってしまうこと、今回はイザベラがきちんと機能するのかの確認の意味もあったので採用しませんでしたが、このデッキの場合アマテラスを差すだけでこのルートも成立するので、枠作って投入したいところです。


血晶武装で正面+両隣にアタックできるシグニ。
真ん中に出せば両隣も開けられるので2点要求。ツクヨミと似たような感じですが、こちらはエナも必要なくレベル3から活躍できるので採用。


  • 紅蓮の使い魔 アカズキン

血晶武装でダブクラ、血晶武装しなくてもライフクラッシュで追加ダメージできるシグニ。
盤面を開ける力は無いものの、血晶武装をしなくても追加ダメージを与えられるのは良い。このデッキの場合血晶魔杖でぶっぱした後の押し込み役として最適なので、ツクヨミよりもこちらを優先。3枚でも良いかな?と思っていましたが紅雨からめて血晶武装アカズキン2面立てる場合を考えると、4枚必要かなぁ……


  • 血晶の収集

トラッシュから同名を2枚回収するスペル。
清姫を回収したい。まぁ何を回収しても強い。紅雨共々それなりにエナを喰うので、メインフェイズ開始時にエナチャージできるイザベラは、ぶっぱせずとも噛み合うと思うんだ。


  • 血晶の紅雨

血晶武装(デッキ)し、血晶武装シグニにアタック時バニッシュを付与するスペル。
ダメージソース。そうでなくとも血晶武装の回数を嵩増しできるだけで強い。オズマ姫アマテラスとのルートで使用することを考えると、増やしても良いかも?スペルは素引きするしかないですし……。収集共々それなりにエナを喰うので、メインフェイズ開始時にエナチャージできるイザベラは、ぶっぱせずとも噛み合うと思うんだ。


  • モルモー、ユダ、血晶紅盾

こいつらは多分抜きます。


今回はこんな感じで。調整したらまた載せますかね……。友人からエルドラのデッキレシピを貰ったので次の更新はその予定。

*1:本当は優羽莉なのですが漢字変換がめんどくさいので表記はユーリで行きます。ファンの人はすまんね。

TCGの対戦動画はよく見るが、WIXOSS動画はあまり見ない。が唯一見てるのは「きょんちぃちゃんねる」

東田は10年前にデュエルマスターズに復帰して以来、いわゆるカードゲーム動画というやつに親しんできました。最初はデュエルマスターズしか見ていませんでしたが、そこから様々な動画に渡っていって大変楽しませてもらいましたね。まぁ今ではそれも落ち着いて、新たに開拓することはできていませんが、主に遊戯王、バディファイト(公式)、バトスピ(エクストリームゲーム)、シャドウバース、カードキングダム動画、なんかを見てます。こう書きだしてみると見るの減ったなぁ。というか、そう!元々やってたデュエルマスターズと、今やってるWIXOSSを全然見てないんですね!まぁデュエルマスターズはカードキングダムでは見てるんですが、WIXOSSはね……なんかWIXOSSの動画って、あまり魅力を感じないですよね。
何よりも
魅力的なしゃべりを披露してくれる人がいない
これは完全に僕の趣味なんですが、面白い対戦内容、面白いデッキ、そういうモノよりもまず「しゃべり」が重要なんですよ。でなければ「声」。良く通って、聞こえの良い声というかね。面白い話をするとか、活舌が良いとか、そういうことも大事なんですが、その人のしゃべり、その人の声、というのがハッキリしてるものが良いと思うんですよね。だって動画見てる間ずっと聞くわけでね。それを気に入らなかったらどうしようもないじゃないですか。
書いてて思いましたがこれは「キャラが立ってる」というやつかもしれません。どうも僕にはWIXOSS動画でそこがピンとくるものが無い。

そんな中、僕が唯一見ているWIXOSS動画がありまして、タイトルが「きょんちぃちゃんねる」。
初めて見たのは割と最近(というか先月)で「トレットデッキVSグズ子」の動画なんですが、これがなかなか面白い。


まず、トレットデッキが闘ってるのを初めて見たというのもあり、さらにプレイヤーのきょん氏の声はなかなか聞こえの良い声をしていらっしゃる。そして二人ともちゃんと喋っていて楽しい雰囲気。そうそう、そういうのなんですよそういうのが好きなんだ。ただ黙って対戦してたりぼそぼそ喋ってたりするのなんて僕は好きじゃないんだ……


その後他の動画も見てみましたが、期待通り他も面白い。特に「永遠グロウ翠子」なんかはデッキとしても面白かったです。僕も作ろうと思ったけど翠子もタイプスも持ってないのに気付いて絶望しました。



というわけで、今回は僕の見てるWIXOSS動画を紹介してみました。皆さんも是非見てみてください!