3月30日に新弾が実装されるそうで
どうも、フリー、ランクマッチや2pickで動画収録や配信をしていると思しき相手に当たると、途端に緊張してプレミ連発する東田です。あれホントに配信してるんですかね?恥ずかしいんですけど……
しかし新弾楽しみですね。どんなカードゲームでも新弾は心が躍ります。特に僕はデッキにオッサンを混ぜてからモチベーションが下がってるので、新しい女の子が増えるのが嬉しいです。まぁA0から足踏み状態なのもその一因なんですが。最近は2pickしかしてないですね。まぁ2pick下手くそなんですが……
というわけで僕は不滅の英雄・ローランに期待してます。役割的にはフロントガードジェネラルと比べられるフォロワーだと思いますが、オッサンと可愛い女の子、どちらを選ぶかは言うまでもないでしょう!
86―エイティシックス―
これ滅茶苦茶面白かった。電撃小説大賞の大賞作なので、新人さんの作なんですけどとてもそうは思えないぐらいに出来が良い!いや、驚きました。近年まれにみる堂々の大賞作だと思います。
「人でないものを乗せればそれは無人機だ」という発想、「有人搭乗式無人戦闘機」という最高に悪魔的な言葉に震えます。劣等種と断定した人種を欠陥だらけの機体に乗せて過酷な戦場の最前線に放り込み、自らは安全な後方で悠々生活する人々の、徹底的な人種差別。正義や博愛や高潔といった言葉を明後日に放り投げた、人間の醜さ。そしてそれに無自覚な人々。怖いです……
そういう絶望的な世界ですが、しかしそれは出発点でしかなく、真に世界が絶望的な状況であることを徐々に明かしていく語り口にドンドン引き込まれました。いやこれ本当に未来が無いんですよ。希望が無い*1。自分でどうにかできることなんて何もないのに、なんで生きるのか?これ、僕は読んでてディバイデッド・フロントを想起してました。とても近い話じゃないですかね?
ディバイデッド・フロント〈1〉隔離戦区の空の下 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 高瀬彼方,山田秀樹
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主人公たちは世界が絶望的な状況にあることを最初から受け入れた世代です。自分たちには未来がないこともわかっています。しかしそれでも彼らが戦うのは、なによりもまず自分に絶望しないため、なんですよね。世界に絶望することと、自分に絶望することの間には大きな隔たりがあるのだと。戦って何にもならなくても、その方が幾分か素敵な生き方だから。そして終盤、その「自分に絶望しないための戦い」に参戦した主人公の片割れは、最後の最後で、彼らから仲間だと認められたのだと思います。このどうしようもない世界で、共に戦った同志。別々の場所で、しかし同じ戦場を生き抜いた戦友だと。美しいイラストに飾られた、美しいラストでした。
*1:まぁエピローグには希望があるんですが。
紅霞後宮物語第五幕
ひとつだけ言わせてほしいんですが、「文林は自分を愛してない」って判断した小玉のことが僕はさっぱりわからない。いや文林も自分の価値観だけで話してて酷いんですけどね?子供流産した人にかける言葉かねアレは。もっと相手の気持ち考えようぜ文林。まぁあれは確かに失言だったんですけど……それに、愛というには屈折した執着かもしれないけど……文林愛してると思いますけどね。。あれを「愛してない」と断定するのは、文林に人を愛することはできないって言ってるのと同じですよ。それはあんまりじゃないですかね。文林かわいそうじゃないですかね。小玉が考える「愛」と文林が考える「愛」とがすれ違ったのは、別個の人間である以上当たり前だと思います。いろんな価値観がありますから。でもそれで勝手に一線引いて全部なかったことにするのは酷くないですか?文林は何が起きてるのかさっぱりわからなくて得体のしれない不安に身を焦がしているわけでね。泣けてきますよこんなの。っていうか小玉も文林も自分が感じてることをお互い伝えなさすぎなんですよ。もっと腹割って話そうよ!四幕で二人の仲も落ち着いたと思った後だったので余計に後味が悪い終わり方でした。
悪役令嬢読んでます。
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ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです 1 (アリアンローズ)
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お前みたいなヒロインがいてたまるか! 1 (アリアンローズ)
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上二つの「アルバート家の令嬢は没落をご所望です」と「元令嬢様の華麗なる戦闘記」は全部読みました。「元令嬢様」はもっとヒリつくような復讐心を見せてくれたら良かったんですけど……結局やったことの割に結果はなんだか地味だしイマイチでした。でも「アルバート家」面白いですね。没落というバッドエンド目指して悪役を張る主人公の頑張りが悉く空回るコメディ、ってことになるのかな?主従ラブコメでもある?まぁ正直後半の主人公と従者のイチャラブっぷりにはむず痒いものがありますが……。意外にちゃんとした没落を目指す理由があって所々シリアスになりつつも、基本的に底抜けの阿呆でネアカな主人公の、とぼけた意地悪や従者との漫才が楽しい。結局「イイ奴」なんですよね。なんで「悪役令嬢」に転生する人間はこうも皆イイ人なんだろうか……。
他も随時読んでいきますよ!
3月11日WIXOSS PARTY参加してきました!
参加人数は24人。使用デッキはまだblogでは紹介してないデッキで「アンナミラージュ軸焦熱ウリス」。アンナミラージュのアンナミラージュによるアンナミラージュのためのデッキです。アーツが少々迷走していて、今回はマイアズマガットデモントゥームデッドゲートイノセント。前3つは固定の後ろ2つお悩み中です。ほかにブラスラリヴァイバルエクシード等の選択肢があります。
1戦目 メル 〇
このデッキ久しぶりに回すので忘れてましたが、シグニ耐性を持った相手にはどうしようもないんでした。。そういう相手も想定して付け焼刃ながらいれていたブラスラも抜いたしどうするよ……と思いながらメダマヤキを見ていました。まぁしょうがないので序盤の内に点を取れるだけ取ろうとレベル2、3時からイフリード、デスバイデス、叫喚で全面開けてダメージレースで優位に立てました。アーツも複数切ってくれたんですけど、レベル4に上がってからはウェディング2面withメダマヤキをアンナミラージュではどうにもできず、アタックフェイズ開始時の2ドロー2エナチャージ、アタックフェイズキャビアラで完全にゲーム持っていかれました。ウェディングくそTUEEE。
それでも焦熱ウリスのエクシードとアーツ総動員で粘り、最終的にルリグアタックが通って勝てました。奇跡ですね。序盤に点とれてたのが良かった。
2戦目 ドーナ ×
ドーナ初体験。ここでも序盤から全面開けられたので調子よく回せてたのですが、コールワンダーからブラウニーを呼ばれて盤面が壊滅。元々のLBが強かったのにトラッシュ送りまで付けられちゃあ……目先の点に囚われずにアタックしなければ良かったと後悔しました。先にレベル4に乗られてオワレカラテンスナカケの盤面を構築され、パワーの低い内にオワレ殺さなくちゃ!とマイアズマ撃ってしまってグロウできなくなるという事態に(やっちまった感)。全部開けての攻撃をエスケープで軽く凌がれ、あっさり同じ盤面を構築されてそのまま負け。初めてのドーナに翻弄されたな、という印象です。
3戦目 ママ 〇
ディアボロスLBとその他諸々でこれまた序盤から全面開けられて調子よく回せました。ただアリトンを全部引ききってしまってレベル4グロウ時にチャーム付与できず、バイオレンスジェラシーでアンナミラージュが回収できなくて思うように盤面を構築できませんでした。基本的にこのデッキはアンミラに依存しているので、揃えられなきゃ何もできないと言っても過言ではないのです。まぁそれでもアンミラ1体は立たせられたので、いい具合に相手を牽制できて良かったかもしれません。今にして思えばガットでアンミラ回収して動けば良かった気がします。
後は1戦目と同じようにアーツとエクシードで粘り、じりじりとライフを削って勝ち。1戦目もそうでしたが勝っても辛勝で、気持ちよくアンミラできませんでしたね。。まぁ多分相手もアンミラのせいで気持ちよく殴れなかったと思いますが。
4戦目 紡ぐママ 〇
ママと紡ぐ者がつながらなくて、序盤の英知が全く見えないカラフルな相手の場に困惑しました。強力なLBを積んだライフ回復型の止めママなのか?とかいろいろ考えましたが紡ぐだったようです。ママで紡ぐ意味って何なんでしょうか?よくわかりません。
序盤からかなりの急戦で、相手が若干事故ってて盤面を埋めきれないのも手伝ってこちらは全面開けを繰り返せましたが、相手のLBがかなり強くてガブリエルトを3回踏みました。アグライアでトップを固定してからのぷにとー2面で2面開け。そして生々流転でガブリエルトを仕込む流れは強力でした……
けれどこのテンポの速い展開に相手のアーツが追いつかず、紡ぐ前に決着しました。いや恐ろしく早い決着でした。10分ちょいしかかかってないですよ。せっかくなのでそのままフリーに突入して、ケモナーピルルクをぶん回しました。調子よくてハナレに快勝。まぁAMSが強かった。
戦績4戦3勝1敗
人数が多くて楽しかった。ドーナも体験出来たのであとはアロスとカーニバルに当たりたいところ。シグニ耐性にどうにもならないというのはダメダメ過ぎるので構築なんとかしないとな……デッキ紹介は近いうちにやります。
公爵令嬢の嗜み
「小説家になろう」の方でたまたま読んだらすごく面白かったので速攻で買ってきました。細かくいろいろ加筆されてて痒いところに手が届く!
いわゆる異世界転生なのですが「乙女ゲームのライバルキャラに転生してしまう」という類型がどうやら「なろう」にはあるらしく、いくつか読んでみましたが今のところどれも面白い。良い鉱脈見つけられて嬉しいですね。
そんな中でもこの「公爵令嬢の嗜み」は、乙女ゲームの主人公キャラに敗北し、攻略対象のイケメン達に「悪役公爵令嬢」として取り押さえられた瞬間に転生前の記憶を思い出す所からスタートします。「嗜み」の主人公である公爵令嬢にとってはバッドエンド、な所からスタートするのが面白いなと思ったものですけど、それも結構「なろう」では定番みたいですね。同時期に読んだ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」は幼少期から破滅を回避するように動き始めるので、こっちのほうがストレートな始まりだと思うんですけどね。。こっちは主人公がかなりの人たらしなのが魅力。鈍感男がこれをやると無自覚ハーレムに苛立ちもしますけど、女だと気にならない不思議。むしろステキ。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…: 1 (一迅社文庫アイリス)
- 作者: 山口悟
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っていうかどれも書籍化してるというのが凄いですね。今のWEB発の作品群の勢いってやつは……
「公爵令嬢の嗜み」は転生前の知識を駆使した商売と領政という「転生者のアドバンテージ」を活かす基本を押さえた展開も良いのですが、主人公と主人公が幼少の頃に気まぐれで拾った7人の孤児達との関係が好きですね。僕は主従モノ大好きなんですよ。主人公は酷い裏切りを経験しているので基本的に人を信用できなくなっていますが、唯一この7人だけは信頼していて、事実この7人は決して裏切りません。恩とかそういうものを超えて、それだけの関係を築いてこれたことが主人公の聖性の象徴で最後の支えになっている、いい話だなと思います。7人はそれぞれの感性で主人公のこと大好きですし、そのうちの一人ターニャの様に最優先事項=主、というキャラクターもいて、完全に僕の好みです。しかもこの7人はそれぞれかなりハイスペックで、戦闘担当の人は「なろう」らしく無双します。ターニャさんなんかメイドという枠を越えて忍者になっていきますし、主人公サイドの武力が強すぎて、その方面では勝ち確ですよ。そしてそんな連中を「幼少の頃に見出した」ということになって主人公の株が上がるというカラクリ。完璧です……。
出版されてる分はamazonでぽちったので届くの楽しみですねー。