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カードゲーム(WIXOSS)やアニメマンガ小説についておしゃべりします。

デッキ紹介! クラス・クライシス軸リメンバ・デッドナイト

先日、友人たちとWIXOSSの対戦動画らしきものを撮影してみました。どこかに投稿するかどうかはまだ分かりませんが、なかなか良い試合が撮れたんじゃあなかろうか。べしゃりは未熟ですが、初めてにしてはよくやったと思いましょう……もっとはっきり喋れれば良かったな……。中には試合時間が1時間超のモノもあり、動画編集技術が無いのがかなりネック。まぁ楽しかったから良いのですが。

というわけで、その撮影会で主に僕が使用していたのが以下のデッキです。


デッキ名: クラスクライシス軸リメンバ・デッドナイト
作成者: higashida
(デッキ作成サイトで見る)
ルリグデッキ
【ルリグ】
1×《星占の巫女 リメンバ》
1×《星占の巫女 リメンバ・モーニ》
1×《星占の巫女 リメンバ・ヌーン》
1×《星占の巫女 リメンバ・ドウン》
1×《星占の巫女 リメンバ・トワイライト》
1×《星占の巫女 リメンバ・デッドナイト》
【アーツ】
1×《レース・トルネード》
1×《ゼノ・マルチプル》
1×《フォーカラー・マイアズマ》
1×《クラス・クライシス》
メインデッキ
【シグニ】
2×《幻蟲 §ウミホタ§》
3×《コードアート D・C》
1×《大幻蟲 §スノセク§》
4×《探求の思想 ハニエル》
2×《羅星 リンゼ》
4×《サーバント O2》
1×《コードアンチ アステカ》
1×《コードメイズ エカリーテ》
1×《大槍 トライデ》
1×《コードアンチ カイヅカ》
メイン(ライフバースト)
【シグニ】
4×《コードアート B・E・C》
1×《幻蟲 §シラエ§》
1×《コードアート C・P・U》
1×《コードアート H・T・R》
1×《コードアート M・G・T》
2×《幻蟲 §タカアシ§》
2×《幻水姫 ダイホウイカ》
1×《コードアート M・W・O》
1×《大幻蟲 §オタガメ§》
1×《サーバント O》
1×《篭手 エルゼ》
1×《コードアンチ オイニッチ》
1×《コードアンシエンツ ヘルボロス》
2×《コードラブハート †M・C・M・R†》


元々はほぼ初心者の我が従弟殿をWIXOSSに引きずり込もうと思って組み上げたデッキなのですが、使われる前に従弟殿が遠くへ行ってしまったので企画倒れに終わりました。ただ撮影会で言われたんですが
およそ初心者に渡せるモノではない、難しすぎる
らしいので、彼には渡さなくて良かったかも?個人的には単純とは言わないまでも、そこまで複雑ではないと思うんですけどね……


このデッキの雛形は結構前に完成していて、その時はデッドナイトグロウ後にロマネディフェンスからBECを捨てることで、シグニ1体にアタックできないを付与しつつ別のシグニの効果を無効にする、というアイディアを元に作成しました。ちょうどリメンバ限定のシグニ、ホロスコープが登場したころで、やることと言えば単純に凍結してホロスコープ×2とHTRで殴るだけ、まぁ強くはないけど無難な仕上がりでした。というかそこだけ見ると今よりも攻撃的な盤面ですね……下手したらそっちの方が強いのか……?複雑な気分……


その後BECの強化版と言っても良いタカアシが登場したことで青凶蟲とのハイブリッド化の道に進むわけですが、結果としてこれは大失敗でした。電機と凶蟲、それぞれのカテゴリ内での結びつきが強すぎて、噛み合わないことが多かった。それで長いことお蔵入りしていたんですが……今回クラスクライシスというアーツを得て、それを軸に構成をまとめてみたのがこのデッキです。電機と凶蟲の2種のカテゴリのハイブリッド化に難儀していたのに、そこに2種だけでなくもっと他の要素も盛り込む、という解決策を持ってきたのは我ながら頭おかしい気もする。


改めて、クラスクライシスというカード。これは

①手札から精械カテゴリのシグニを捨てることでコストを下げ

②デッキから精械カテゴリのシグニを出す

というアーツです。①の段でBECを捨てられるので、先ほどのロマネディフェンスでの動きと同じく「相手アタックフェイズにシグニの効果を無効にする」という動きができるわけです。②では強力なアタックフェイズ起動効果を持つ黒カメラが対象になり、その黒カメラが出現時に相手を凍結するようなシグニを蘇生できれば、さらに効果を無効にできる。ヘルボロスも対象なのでさらに古代兵器蘇生してパワーマイナスをバラまいたりもできます。


このギミックを軸に考えを進めて行って、最終的に4つのブロックでまとまったデッキが出来上がりました。それが

①BECと黒カメラ&その蘇生対象の電機群

②ヘルボロス&その蘇生対象の古代兵器群

③手札を捨てる&捨てられた時の効果がある青凶蟲群+イカ

ハニエル&リンゼ出張セットその他の白シグニ群

の4つです。①の蘇生対象としては、出現時に凍結できるCPU、出現時に手札を捨てられる(つまりBECを捨てて凍結できる)MWO、DC。BECを回収できるMGTに、アタック時効果の優秀なHTRを採用しています。手札も捨てられてバニッシュもできて手札を稼ぐこともできるDCが特に優秀です。
②は単純で、蘇生時効果のあるカイヅカ、アステカセット、トラッシュを肥やせるレベル1古代兵器としてオイニッチをそれぞれピン投。カイヅカはヘルボロスで蘇生するとパワーを12000マイナスできるので便利です。
③はスノセクという生き残っていれば相手アタックフェイズ開始時に面埋めや効果無効を行使できるシグニがどうしても採用したかったのでがんばって枠を捻出しました。捨てられると凍結できるタカアシ、捨てられると盤面に出るオタガメ・シラエ、アタック時バニッシュ時に手札を捨てられるウミホタ。オタガメ以外はスノセクの出現時でトラッシュから回収できるので動きやすいですね。本来はイカに魂は売りたくないのですが、アタック時エンド時に手札を捨てられる、単純なアタッカーとして活躍できるやつは他にいないんですよ……
discardという点から見ると①と③は親和性が高く、電機や凶蟲それぞれのクラスを参照するカードはできるだけ採用せずに抑えることで、噛み合わなさを低減しました。②はそもそも枚数が少ないので邪魔はしない。

最も重要なのは実は④で、このデッキが上手く回るのは8割方リンゼのおかげと言っても過言ではないです。元々リメンバのグロウコストを賄うためにハニエルは採用していたんですが、ハニエルでサーチできるリンゼの登場で劇的にデッキの安定感が上がりました。リンゼの役割は多岐にわたり、単純に手札を増やす、手札を捨てることでの効果の誘発、手札を捨てることでトラッシュを肥やす、相手ターンの動きの阻害、お姉ちゃんを蘇生してアタッカーの確保と、序中終盤大活躍します。エカリーテは終盤ハニエルからサーチできるエナチャージ要員として採用。トライデは唯一の耐性持ちとして頑張って欲しいが、一番採用が怪しいカードなので変わるかもしれません。


ピン投は多いですが、黒カメラがトラッシュをデッキに戻すのでデッキを調整しやすく、モノによってはトラッシュからの蘇生、デッキからのサーチ&リクルートも効くので案外困りません。


序盤の理想的な立ち上がりとしては、ハニエルからハニエル、さらにリンゼをサーチ。次ターンはDCでバニッシュしつつエンド時1or2ドロー後、リンゼで手札を入れ替えてトラッシュと手札を充実させる動きですね。これは強い。終盤は黒カメラへルボロスでがんばる。以上!