眠る前に2杯だけ。

カードゲーム(WIXOSS)やアニメマンガ小説についておしゃべりします。

デッキ調整中 サクラ金木犀ver10

11月4日、11日とWIXOSS PARTYに参加してたんですが色々あって対戦内容を忘れてしまいました。今更レポートするのもアレなので、デッキ紹介でお茶を濁したいと思います。この2回のWIXOSS PARTYを経て調整を重ねたのがこれから紹介するサクラ金木犀です。お店で「Version何です?」と聞かれた時は8と答えましたが、Linkage先生の記録によると10らしいです。ver9は1回しかPARTYに出してないのでもう幻のデッキでしたね。ちなみにver9はこれ
higashida-san.hatenablog.com
金木犀でPARTYに参加するたびに、起動能力に使用タイミング「アタックフェイズ」付いてくれねぇかなー、とか、ぼやいてしまう東田ですが、決して金木犀を見限ったわけではありません。東田=金木犀と光栄にも思ってくれているPARTY参加者からは、「今回はレインボーアートちゃんと入ってます?www」とか微妙に煽られますが、レインボーアートも諦めてないよ!?でも環境がそんな悠長なこと許してくれないんや……



デッキ名: サクラ金木犀ver10
作成者: higashida
(デッキ作成サイトで見る)
ルリグデッキ
【ルリグ】
1×《小金の巫女 タマヨリヒメ》
1×《金輝の巫女 タマヨリヒメ》
1×《金木犀の巫女 タマヨリヒメ》
1×《タマヨリヒメ之零》
1×《火銃舞 タマヨリヒメ之参》
【アーツ】
1×《スピリット・サルベージ》
1×《龍滅連鎖》
1×《火電一閃》
1×《金剛不壊》
1×《ダーク・コグネイト》
メインデッキ
【シグニ】
4×《探求の思想 ハニエル》
1×《聖笏の威光 ハシュマル》
2×《羅星 リンゼ》
2×《忘得ぬ幻想 ヴァルキリー》
2×《羅植 カーノ》
1×《幻獣 ベイア》
4×《サーバント O2》
【スペル】
2×《ゲット・インデックス》
2×《堕絡》
メイン(ライフバースト)
【シグニ】
2×《聖火の祭壇 ヘスチア》
2×《双演の趣向 *サブカルズ*》
4×《羅稙 サクラ》
2×《サーバント O3》
2×《懐古の音色 リコダス》
2×《美濃の油蝮 ドウザン》
2×《羅星姫 ≡ガーネットスター≡》
2×《羅星姫 ≡コスモウス≡ 》
2×《弩砲 チタイクウ》

まずVer9から10への更新を目指した理由ですが、これはアイアースチタイクウの存在がかなり大きいです。
アイアースチタイクウ、これはかなり強い盤面ですよね。耐性もあってルリグに連パンとダブクラ付与して相方サーチして除去もして……。金木犀の出現時でアイアースさえサーチすればそれだけで結構な圧力をかけられる盤面を構築できるので、Ver9ではよくお世話になりました。ですが、僕は気づいてしまったんです……伍改の猿真似をしても、他のデッキでよく作られる盤面を作っても、面白くない!同じことをしたところで結局劣化コピーにしかならない!アイアースチタイクウは確かに強い……でも、強さを追い求めるあまり僕は大切なことを忘れてしまっていました。個性って大事です。
まぁそうでなくとも下手したらサクラと金木犀起動で盤面掃除するよりもアイアースチタイクウを雑に並べただけの方が強いというのには忸怩たる想いがありました。だから本当に強くて、使いたいんだけど、まずはアイアースチタイクウを抜く、そこから始めよう。そう考えてのVer10です。後悔はしていない(している可能性も微レ存)。


では代わりに何を組み込むか?と考えて行って、まずパッと思いついたのが非限定でも優秀なカードの揃っている宇宙でした。もともとコスモウスは採用していましたし、ガーネットスターやソラフレアも強力。タイミング良くリンゼという強シグニも出てきて、ある程度宇宙でまとめられればカプスワンでリンゼのサーチも可能……これはイケるな!と思って回してみたんですが、リンゼをサーチするならわざわざ宇宙を指定して切らなければならないカプスワンより特に指定をしないハニエルの方が良い、という単純な事実の前に打ちのめされました。そしてそれはある程度デッキを宇宙でまとめる意義をも粉砕しました。なのでまた別の路線を考えることに。


まぁ宇宙でまとめる意義がなくなったとは言ってもコスモウスは強いですし、条件は有ってもノーコスト出現時パニッシュのガーネットスターもサクラと相性が良い以上採用はしました。そうなると……チタイクウも出現時パニッシュとして強いよね、ってことでカムバック。……ア、アイアースは入ってないんで!

加えて、アタック時除去要員としてサブカルズも採用しました。ここのチョイスは正直イカでも良いんじゃないか?と思わないでもないですが、それでもあえてサブカルズなのにはいくつか理由があります。結果的にその理由が構築をこの形にした原因になっているように思います。
まずこのデッキは、サクラを並べて堕落や金木犀起動などでエナを増やすorキープしながら盤面を処理していくのを目指すデッキなんですが、相手にエナを絞られるようなプレイをされるとそもそも堕落や起動効果のエナを捻出できない場合があるという問題を抱えていました。その辺はガーネットスターの出現時パニッシュに活躍してもらうしかなかったのですが、常々ユニークスペルを採用して能動的にエナを増やせる体勢を整えたいと思っていました。ただ肝心のタマのユニークスペル「ゲットインデックス」は白のシグニをサーチする効果で、これまでサーチしたい白のシグニを全然採用しない構築をしていたので躊躇していたんですよ。まぁ別にヴァルキリーでもサーチすれば良いんでしょうが、せっかくならレベル4で攻撃的に運用できるシグニもサーチしたい。というかそうでないとあんまり綺麗な構築じゃない。そういう「ゲットインデックスのサーチ対象で攻撃的に運用できるシグニ」という需要を満たしてくれるのが、サブカルズだった、というわけです*1。サブカルズ自身もパニッシュされるとエナチャージする効果を持っていて、ゲットインデックスと相性が良いとも言えますしね。


もう一つの理由は少し経緯が前後するんですが、サブカルズの採用を考えている時に精像カテゴリに目を付けまして。マストで採用するだろうヘスチア、ヴァルキリーは天使で精像だという後押しもありますし、他のシグニをある程度精像を意識してまとめられたらダークコグネイトを採用できて、そうするならハシュマルも採用して1ショット系もケアできるしサクラを並べた時の自ターンメインに1エナで2体パニッシュするモードを選択するのもなかなか良さそう。サブカルズのLBでサーチする用の緑美巧=リコダスも、アーツ外の防御手段を持ってないと今の環境厳しすぎる、という常日頃の感覚にもジャストで対応してくれている。なんというか、サブカルズの採用でいろんなことが綺麗につながったように思いました。こういう綺麗だと思った感覚は大事にしていきたい……というわけで出来上がったのが上のデッキレシピです。ドウザンは赤、レベル1、精像のシグニという理由で採用しています。精像のカードは合計15枚で、多くはないが少なくもないレベル。サクラがそもそも精像じゃない以上仕方ないことですし、回してみるとこれでもコグネイトのコスト軽減は不自由なくできましたので問題なしです!


と、ここまで書きましたが気が付けばビトレイドセレクターも発売しており、待望の赤緑青天使が登場しました。特に緑天使が嬉しくて、これで黒アークホールドの効果でサクラをサーチできるようになります!なのでこのレシピももう少し調整が入ることになりますね。まぁしかしせっかくここまで書いたのでここで公開しておきます。そのデッキでまたWIXOSS PARTYに参加すると思うので、どういうデッキになったかはそこで話したいと思います。。

*1:ぶっちゃけアイアースはこの需要をも満たしてくれていました。